新年明けましておめでとうございます。🐮
2021年もたくさんの愛を綴りたいと思いますので、今年もよろしくお願いいたします。
自担と自担を愛するオタクたちに幸あれ!💫
12/10〜1/27と2ヶ月間帝国劇場で上演される
DREAM BOYS
先日、初めて観劇してまいりました!
(12月に観劇したので年内に公開したいと思っていたのにできず...卒論のせいにします)
主演は、去年から変わらずKing&PrinceからWゆうたの2人。その脇を固めるのが、美少年と7 MEN侍の2グループ。さらに鳳蘭さんと紫吹淳さん。
私は去年のDREAM BOYSを観劇していないので、具体的にどのような変化があったのかはわからないけど、コロナの影響でフライングや客席降り、幕間の休憩はもちろんなし。1部構成になっており、他の演出や構成にも変更があったそう。
でも何よりこの時期に彼らの作り上げた作品をこの目で見られることが嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。
・
⚠︎以下ネタバレを含みますので、まだ見たくないよという方はご注意ください!
ストーリーをグレー、私の感想を黒で書いてます!(終始とっ散らかった文章です。)
【オープニング】
・序章
ジンとユウタがボクシングをしている様子が浮かび上がります。
施設で育ったユウタ(岸優太)。一人ぼっちだったユウタに唯一声をかけてくれたジン(神宮寺勇太)。ユウタはジンの誘いでボクシングを始め、2人はボクシングという共通点を持った親友であり、良きライバルとなった。
♫NEXT DREAM
まっすぐ前を見つめてごらん
光を浴びてこのまま 果てなく続くこの道の上に
足跡残していく
みんな誰かのために生きている。だからみんなの心が結ばれ、絆が生まれる。出会いと別れを繰り返し、つまずいたその時よりも素晴らしい場面を
幕が開いた瞬間うるっときました。目の前に彼らが存在していること、帝国劇場に彼らが立っていることに感動しました。
真っ白な衣装に身を包んだ彼らはキラキラしていて、最高にカッコ良かった!!
まずイントロの「うぉ〜うぉ〜うぉ〜うぉ〜うぉ〜うぉ〜うぉ〜うぉ〜」で泣ける。(文字にするとめちゃくちゃ薄っぺらくて辛い)めっちゃジャニーズだなあ!という迫力。
ドリボ観劇以来、ふとした時突然ネクドリ歌い出す症候群です。
そして、DREAM BOYSが伝えたい大きなメッセージ。観劇後とっても納得したし、このストーリーだからこそ、このメッセージが響いたと思う!
・過去の描写
舞台女優をしていたエマ(鳳蘭)の付き人をしていたマリア(紫吹淳)は突然解雇される。すべてを捧げてきたのになぜ?と悲しむマリアと突き放すエマ。
新人王争奪戦という大切な試合で、優勢だったのも関わらず突然リングを降りて試合を棄権したユウタ。そのことに激怒するジン。
【本編】
・アイドルを目指すレッスン生たち
マリアは自分の芸能事務所を立ち上げて、ユウト・ヒダカ・リュウガ・ナオキ・イッセイの5人はアイドルとしてデビューすることを夢見てレッスンに励んでいる。ユウト(那須雄登)はユウタと同じ施設で育ち、ユウタのことをアニキ!と慕い、本当の兄弟のように育ってきた。
♫Make You Wonder
Baby Let's go 僕らが掴んだ夢と希望
I wana make you shine Make you wonder
さぁ君だけを連れていこう
変わらぬ想いを繋ぎ合わせたら
I need you love Yes I need you love baby
I need you love 自信に変えて
運命さえも I make you wonder
記憶に刻もう I make wonder
夢の先へと I make you wonder
Oh Yeah
I make you wonder
マリアさんからテレビ出演も夢じゃない!と言われ、嬉しいという気持ちと大人の言うことは信じられないという気持ちで少し複雑そうに喜ぶ5人。
その中でもユウト(那須雄登)は複雑そう。5人で歌って踊ることも楽しいけど、ボクシングのチャンプになりたいという夢もあり、本当にしたいのはどちらかという葛藤があったのだ。
レッスン場というセットで鏡に向かってパフォーマンスする5人がめっちゃかっこよかったです。「Oh Yeah」の浮所くんが本当に上手でかっこよかったです。おいしい話を聞いたときに嬉しいという気持ちと大人の言うことは信じられないという気持ちが入り交じるのはJr.はもちろんデビュー組も同じなんだろうな〜と思いながら見ていました。
・ユウタとユウト
♫時計を止めて
時計よ お前よ 心あるならば
二度とない このときを 過ぎないでおくれ
過ぎゆくときは かえらぬ想い出
だからお願い 時計を止めて
「アニキはなんでボクシングを辞めたの?」とユウトに聞かれ、「もっと大事な夢ができたからかな〜大金持ちになりたいんだ!」と答えるユウタ。
時計を止めての「過ぎゆく時はかえらぬ想い出」という歌詞は、かつて親友でありライバルだったジンとボクシングに打ち込んでいた想い出のことを指しているのかな〜なんて考えながら、聴いていました。この曲を聞くと、2019年のツアーやジャニアイで紫耀くんが歌っていたことを思い出しました。
♫When I was Seventeen (岸くんと美少年5人)
私は初観劇だったので普通に聴いていたのですが、去年のドリボを観た方は岸くんが歌ったことにびっくりしたそう!去年は弟役のゆうぴーが歌っていたそう、、、
・チャンプのジムにて
チャンプになったジンは、ボクシングジムでチャンプを夢見る若者たちの指導をしていた。厳しく指導するもののそこには優しさと愛があり、慕われている。
♫Walking to the End
大昇が相変わらずものすごく歌が上手でした。声がとってものびやか。
・チャンプの半生を映画化
ボクシングの道を退き、エマさんの元で俳優として新たな道を歩んでいるユウタ。
チャンプの半生を映画化しようとするマリアは、チャンプ役をユウタにオファーする。失敗の許されない超大作の映画にも関わらず、なぜマリアは自分の事務所の俳優でもなく、自分の事務所の経験の浅いユウタにオファーするのか?何を企んでいるのか?と不信感を抱くエマ。
・撮影にて
♫Start shooting
チャンプと仲間たちが撮影に乗り込み、照明を倒すなどして中断させようとする。「新人王争奪戦で突然リングを降りたやつなんかに俺の役なんてできるわけない。金のためならなんでもやるのか?」と激怒するジンと、「撮影は続けさせてくれ」と土下座までして必死に頼み込むユウタ。
・浅橋にて
♫星の光る空
映画の撮影は何がなんでも続行する、悪いようにはしないから!とユウタに言うマリア。
「ユウトにはあと1年しかない」と呟くユウタ。
ユウタが大金持ちになりたい、撮影を続けさせてくれと必死に頼むのには理由があった。ユウトは、重い心臓病を患っており、彼に残された時間はあと1年。それまでになんとか3億円を用意して移植手術をしなければならない状況だったのだ。手術費用の工面のため、ユウタは絶対にこの映画を完成させる必要があった。
結構重めの設定があることに驚いた!!心臓病、、、手術費用の工面、、、。本当の兄弟でも家族でもないユウタがユウトのために必死に頑張っている、そこにドリボのメッセージである絆や、「人は誰かのために生きている」を感じました。
・決着をつけるジンとユウタ
♫Rebirth(神宮寺、大昇、7MEN)
ジムで練習をしているシーン。途中でチャンプの頭に痛みが走り倒れかけるが、「大丈夫だ。続けろ!」と練習を続ける。
I'm the champion、譲れない、恐れはしないなど力強い歌詞が多いこの曲。チャンプとしてのプライドや無敗であることへの努力などが伝わってくる力強いパフォーマンスでした。
途中頭を痛めるチャンプを見たときに「もしかしてチャンプも病気、、、?」とドキドキしました。
ユウタはジムを訪れ、なんとか撮影を続行させてもらえるようチャンプに頼み込む。そこにマリアが登場し、ジンとユウタでもう一度試合をして、新人王争奪戦の時の決着をつけることを提案する。チャンプが勝利すれば撮影は中断、もしもユウタが勝利すれば撮影を続けることを条件にし、チャンプはそれを許可した。ボクシングの道を離れて何年も経つユウタには無謀の挑戦ではあったが、ユウタもその条件を飲み、試合をすることに。
♫Fight Man
1, 2, 3 でget down
リングにkissしなFight Man
Fight Manが最高に痺れました!!!静かな場所でジンくんのアカペラで始まるのですが、声量が凄くてリアルに鳥肌立ちました。神宮寺くんが歌がうまいってことは知っていたとはいえ、ここまでだとは!と改めて実感。ここでのジンくんの声量から溢れる迫力や強さ、怒りがチャンプの強さを表現していて、引き込まれました。心に響きすぎて、めちゃくちゃ印象に残ってます。これも突然歌い出す人間がいたら、私です。ドリボで一番好きなパフォーマンスここ!!痺れた〜!
・マリアの事務所にて
エマはマリアの事務所に訪れ、チャンプとユウタに試合をさせることに対して怒る。なぜユウタなのか?と聞かれて、「過去に色々あったけど、この映画の成功を通してエマさんに恩返しがしたいんです」と答え、「しかもユウタは大金が必要らしいので」と加えるマリア。なぜ大金が必要なのか?と疑問を持つエマ。
マリアは5人にデビュー曲「DREAM BOY」を聞かせます。デモテープはユウタの声!
マリアが去った後、「ヒダカくん!あなたヒダカくんよね?」と浮所くんを呼び止めるエマ。そして、なぜマリアがユウタにこだわるのか探ってくれないかと頼む。
最初からマリアさんを完全には信用していないんだろうなという発言や表情をしていたヒダカ、エマさんにめっちゃ重要なこと頼まれてる!結構要を担う人物なんだな!と嬉しくなりました。
・ベンチにて
♫THE DREAM BOYS(岸)
終わらない夢を描こう
雨の日も風の日にもずっと
さあ 夢が花開く時を ともに過ごしていこう ここから
On the Power of the Dream
昔新人王を目指していたときにジンと作った曲だというこの曲。
ユウタは、「人は夢がなければ生きていけない。でも、叶うとは限らない。大切なのはそれでも夢を持ち続けることだ」とユウトに伝える。
「俺のために、チャンプと試合をするのか?」と尋ねるユウトに対して、「ジンは夢を叶えて、ボクシングの世界でナンバーワンになったんだ。勝ち負けなんてどうでもいい。グローブを交えて壊れた俺たちの絆が戻れば、、、」と言うユウタ。
ボクシングのチャンプを目指していた2人が作った曲だと思って聴くとますます染みる。チャンプという夢を描き、その夢が叶う時を一緒に過ごそうという曲。しかし、新人王決勝戦という夢が叶うときに何も言わずにリングを去ったユウタがこの曲をアコギでしっとり歌い上げることで、切なさや儚さが際立っていました。
去年のROTで岸くんがギターをもう練習していたのを観たので、岸くんの努力の結晶だ〜!と思いながら聴いていました。
しっとり聴いていたら突然
パワー!!!
と中山きんにくんをやる岸くん。劇場が笑いに包まれました。その後の
途中まですっごいよかったのに、なんでそうなっちゃうの?なんで普通に歌えないの?
という那須くんとの掛け合いも面白かったです。シリアスなお芝居が多い中でのほっこりポイント。
・もがくチャンプ
♫チャンプの苦悩
頭の痛みに苦しむチャンプとその周りで踊るナースのようなダンサーたち。
・試合の日
♫運命の扉
♫Fighter
ついに、チャンプとユウタが決着をつける運命の試合が始まる。入場曲は、ユウタは美少年と、チャンプは7MENと大昇と披露する。
チャンプの入場曲であるFighterは、7MENのバンド演奏で迫力がありチャンプの強さが際立っていたと思いました!ここでも大昇の声がのびやかで上手でした!
試合が始まると、ユウタの一発により倒れてしまったチャンプ。驚いている彼らの前にマリアが現れて、「ユウタのグローブの中に鉛の板が入っていた」と言い始める。
なんて卑怯な真似をするのか!とマリアを信じて怒るジムの若者たち。
チャンプは病院に運ばれ、ユウタはマスコミに追われ、エマの古びた劇場でしばらく身を隠すことに。
2人の体が仕上がりすぎてびっくりした。肉!体!美!岸くんはさすがTarzanの表紙を飾った男、と言わんばかりのムキムキ加減。そりゃ、パワー!って叫ぶわ。
神宮寺くんも細いイメージがあったのですが、ムキムキでした。
私はいっつも筋トレしよう〜と思っても三日坊主になってしまうので、舞台のためにからたを仕上げてくるWゆうたのプロ意識を尊敬。私も2021年は頑張るぞ、、、(挫折フラグ)
かっこいい〜!ボクシングしてる2人がとにかくかっこよくて、美しかったです。
・エマの劇場にて
劇場に身を隠し、寒がるユウタ。
寒いから〜と一発ギャグを披露する岸くん。
余計寒くなっちゃったな〜、、、あ〜寒い!寒い!
って言っていて可愛かったです。
♫DEATH SPIRAL
♫Nightmare
劇場のマネキンたちが動き出し、責められてユウタが逃げ回るシーン。
劇場の屋根の上で歌う紫吹淳さんの歌が本当にすごくて、プロの凄さを目の当たりにしました。那須くんもとっても上手だった。
ここで披露される「力岸」岸くんが腕の力だけでロープを登ります。ドキドキハラハラで見てて飽きない演出でした。
一貫して不気味な雰囲気が醸し出されていて不思議なシーンでした。
Nightmareの岸くん、めちゃくちゃ綺麗な歌声だった、、、。
その後、ユウタがいる劇場にチャンプの一番弟子タイショウがやってきて、ユウタを刺そうとします、しかし、止めに入ったユウトがタイショウを刺してしまう。倒れるタイショウと動揺するユウト、そんな混乱した状況にジムの若者たちとレッスン生が劇場に現れる。
ユウタは鉛の板の件、ユウトがタイショウを刺してしまったこと、「何もかも引き受けてやろうじゃないか!」と言い、オーケストラピットへと落下。
ユウトは弁解しようとしますが、心臓病の発作で倒れてしまいます。
ここに来てこんな悲劇ある〜!?ユウタどうなるの、、、待ってタイショウもユウトも病院いくの、、、3人も病院にいるじゃん、、、ととにかく驚きました。
この危機迫ったシーン、みんなの演技が素晴らしかったです。
タイショウが刺されるシーンや、その後持病の心臓病で苦しむユウトの2人の演技が素晴らしかったです。
ユウタは、鉛の板の件もタイショウが刺された件も「何もかも引き受けてやろうじゃないか!」と言い、オーケストラピットへと落下します。ここのセリフでユウタの覚悟が表れていた。
・逃げるユウタ
♫WANTED
レッスン生とジムの若者たちがそれぞれユウタを探します。
ユウタが逃げていることを表現する壁フライング。本当にビルの間を飛んだり、走ったり見えるようで不思議だし、壁に足をつけて走る体幹を尊敬...
・5人のデビュー
♫DREAM BOY
レッスン生たちはデビューが決まり、歌番組への出演を控えていた。しかし、ユウトは病院で病気と闘っており、4人での出演。「これは5人の曲です。ユウトのために歌います」と一生懸命パフォーマンスをする4人。
本当のテレビのようにいくつかのスクリーンに映し出される4人の姿。キラキラしていました。
舞台は反転し、そんな4人の様子を病院で見ていたユウトがもがくシーン。
「みんなして俺のため俺のためって...もうやめてくれ...!」
那須くんのお芝居が本当に素晴らしい!!!!デビューが決まって華やかなステージで歌う4人と病室でもがくユウトという対比が那須くんの演技で際立っていました。ここまで基本的に「兄貴!兄貴!」と笑顔のシーンが多かったように感じるユウトが叫んでもがいているシーンが印象的で、心に残っています。
・街中にて
♫Make You Wonder vs Walking To The End
チャンプの容態がよくならず、ユウタへの怒りを持つジムの若者たち。本当に全部ユウタなのか?と信じられず真実を知りたいレッスン生たち。お互い別の理由でユウタを探し続けていた2組だが、ヒダカの「こんなにいろんなことが同時に起こるなんておかしい!そう思わないか?真実を知ることが2人を救う道だ!」と伝え、2組は協力することに。
エマさんに頼まれたり、ここで全員に訴えかけたり、結構要となる役割を担う浮所くんが素敵でした!ヒダカはずっと物事を客観的に見ていたんだろうな〜。
・病院にて
ユウトはチャンプの病室で今まで何があったのかを話します。自分の病気のこと、自分がタイショウを刺してしまったこと、ユウタが全てを背負って逃げていること、、、
チャンプはユウトに自分のグローブをプレゼントして、「夢は必ず叶う、だから諦めるな。お前にはユウタがいるだろう」と伝える。
そんな2人の様子を見て、タイショウがチャンプに話しかける。そこでユウタが鉛の板をグローブに入れたと誤解されていることを知るチャンプ。「鉛の板なんて入っていなかった、実際に戦った俺にはわかる」と話したことで、誤解が解ける。チャンプに「ユウタを探せ!」と言われたタイショウは、ジムの若者たちとユウタを探す。
ここでチャンプが「夢は必ず叶う、諦めるな」と話すところが非常に印象に残っていて。前半でユウタは「夢は叶うとは限らない」と言っていた部分を思い出して、2人の対比になってるのかな〜なんて思いました。チャンプになるという夢を叶えたジンだからこそ言える「夢は必ず叶う」という言葉は力強いし、いろんなことを経験したユウタの「叶うとは限らない。大切なのはそれでも夢を持ち続けることだ」という言葉も力強い!
Twitterで、ユウトはチャンプに「夢を諦めるな」と激励されていてタイショウもそれを見ているけど、タイショウは「まずはユウタを探せ!」と言われたのが最期の会話になっていて。1番近い場所でチャンプの背中を追ってきたタイショウ視点で見ると切ないなぁと思ってしまいました。
♫THE DREAM BOYS
病院のベッドのジンが今にも消えてしまいそうな声で歌うこのTHE DREAM BOYS
そして、息を引き取る。
ここめっちゃ悲しかった!
ユウタが公園のベンチでTHE DREAM BOYSを歌う時もそうだけど、この曲は2人がお互いを想いあっていることを示すような存在。
笑顔で向き合うチャンプとユウタ見せてよ!!死なないで!!と思いながらドキドキしていました。最後にちゃんと話して壊れた絆直さなきゃ死に切れないよ!と私が必死。
・真実とは
退院したタイショウは、ユウタは鉛の板なんて入れていない、自分を刺したのもユウタではないしあれは事故であったこと、全てが誤解だったと真実を伝える。そこでヒダカを筆頭に鉛の板を仕込んだのはマリアだと確信し、ジムの若者とレッスン生は、エマとマリアに会いにいく。
逃亡中のユウタを見つけたエマは、秘密を打ち明ける。その秘密とは、自分がユウタの実の母親であること、家族より仕事を選んだこと、そしてそれを後悔していること。現在芸能事務所の社長を務めているエマは、自分が母親だと言うことを告げずに、役者を目指すユウタを支えることで、なんとか自分の過去の罪を償おうとしていたのだった。
突然そんなことを言われてももう遅い!と怒るユウタ。
そしてそこに、マリア、レッスン生、ジムの若者が合流する。
ここで全ての真実が明らかになります。
まず、全てはマリアによるエマへの復讐だったのだ。マリアの付き人をしていた頃、家族をかえりみないエマの夫の看病まで行い、エマに一生懸命に尽くしていた。しかし、夫の看病を通して、夫がこんな状況なのにどうして笑顔で舞台に立てるのか?と感じ、エマの夫を愛し、関係を持ってしまった。そして、彼との間に子供を身ごもったものの、エマの付き人をクビになったこともあり、子供を育てるような金銭的余裕はなく、子供を施設に預けることに。さらに、14年前にその施設が火事になり、子供が亡くなってしまう。
マリアは、全てはエマのせいだ!という憎しみからエマへの復讐を誓います。そこで、エマの息子であるユウタを使って、エマが大切にしている全てを奪おうと、ユウタへの映画のオファーや試合での嘘という行動に出たのです。
このようなエマとマリアの過去によってユウタは振り回されたのだった。
しかしここでまた新たな真実が明らかになる。実は14年前に火事になった施設はユウタがいた施設であり、マリアが亡くなったと思っていた息子は、ユウタが助けたユウトだったのだ。
マリアは自分が復讐のために傷つけていた相手が、実の息子の命の恩人だと知り、大きな後悔に襲われる。
ここで警察がユウタを見つけ、発砲してくるのだが、エマがそれを庇う。「逃げて...」というエマの言葉通り、ユウタが再び逃げることに。
ええええ!の連続。
マリアとエマの関係やば!そんなことあるかい!重すぎるし、ドラマでよくある複雑な状況をギュッとしたみたいなシーン。マリアとエマの夫との間の子供がユウトだなんて。そんなことある?!?!っていうことは、ユウタとユウトは異母兄弟じゃん、、、アニキ!ってマジの兄貴じゃん、、、ってあわあわしました。
・ユウタとジン
追い込まれたユウタはビルの屋上にいた。どうすることもできない時、「飛び降りろ、俺が受け止める」というジンの声が聞こえた。ジンを信じて飛び降りたユウタは、天国に行く手前の階段にたどり着く。
ジンは、新人王争奪戦のときにはすでに頭蓋骨に怪我を抱えていた。そしてユウタはそれを知っていたから、リングを降りたのだった。
そして決着をつける試合の時、ジンはボクシングをできる体ではなかった。ジンの頭蓋骨のことを知っていたから、打ってはいけないとわかっていたのに打ってしまったユウタ。
ジンは「自分のボクシング人生の最後はユウタと戦いたかった。ユウタとの試合でボクシング人生を終えられて本望だ」と感謝する。
ここでのジンは話し方が落ち着いていて包容力に溢れていた。これがチャンプとして勝ち続けて、若者たちに背中を見せてきた人の貫禄であり、存在感なのかとも思った。ユウタへの強い思いや伝えたい気持ちが溢れているからこその落ち着きや包容力だと思いました。
♫THE DREAM BOYS
ユウトの心臓病のこと、ユウタがユウトの移植手術のためにお金を必要としていたことを知ったジンは「俺の心臓はまだ生きている。ユウトに渡してくれ。俺はユウトの中で生き続ける。良い仲間と出会えた最高の人生だった。復讐は何も生まない。みんな誰かのために生きている」と伝える。
ジンは階段を上り、天国へ旅立ち、ユウタは戻ってくる。
2人が向かい合って固く手を組むところが胸アツすぎた、、、(私の語彙の限界)
多分今までずっと一緒に頑張ってきたWゆうたがやるからこそ感じる熱いものがあるんだとここ(心臓)で感じました。
・ラストシーン
シーンは、ユウトの手術成功後。ジンの心臓がユウトに移植されて、ジンの心臓がユウトの中で生き続ける。
マリアはユウトのために生き、エマはユウタのために生きる。みんな誰かのために生きている。
【エンディング】
♫NEXT DREAM
オープニングと同じ衣装で見るNEXT DREAM。
そして三方礼をして、挨拶。
岸くん「皆様のご協力で幕を開けることができました。本当にありがとうございます。今年も光一くんに携わっていただき...光一くんは僕たちがいいパフォーマンスをすると「良き良き」と言ってくれるんですけど、すごくモチベーションが上がります!そして、今年も鳳蘭さんと紫吹淳さんのお力をお借りしています。みんなで力を合わせて、千秋楽までがんばりま〜す。」
神宮寺くん「今日来てくださった皆様と、今日来れなかった皆様のたくさんの応援とご協力のおかげで幕を開けることができました。本当良き良きな気持ちです。この後もshow must go onの気持ちで頑張りますのでよろしくお願いします。ありがとうございました。」
みんな真っ白の衣装を着てのNEXT DREAM、本当にキラキラしていて、素晴らしくて。あ〜もう終わっちゃうのか〜と少し寂しい気持ちにもなりました。鳳蘭さんの高音が圧巻で、聞き入っていました、プロは凄い。正直エンディングのネクドリの記憶、7割が鳳蘭さんの高音の記憶。
最後にキャストの方々が出てきて礼をする時、座長として登場するWゆうたが本当にかっこよくて。この人たちはこの舞台でまた一回り二回りたくましくなるんだろうな〜その背中を見ている美少年と7MEN侍のみんなもたくましく成長するんだろうな〜と勝手に感極まっていました。
岸くんが挨拶で素敵なことを言っていたのに最後だけ「千秋楽までがんばりま〜す。」ってめちゃくちゃ軽くて、岸くんらしいなと思いほほえましかったです。そして、岸くんが挨拶で行ったことを交えて「良き良きな気持ちです」と話した神宮寺くんが優しくてかっこよくて、Wゆうたの関係性を垣間見た気がしました。
スタンディングオベーションの時、浮所くんの鼻が少し赤くて、私まで泣きそうになりました。この舞台が幕を開けてすぐのNEXT DREAMから浮所くんが出てくるたびに「浮所くんを応援したい。彼をデビューさせてあげたい!」と思った時、やばいこれは茶の間ファン卒業の時だ〜本気出すときがきたか〜と思いました。浮所くん大好きだよ!!
そして最後の最後
「Eternal Producer ジャニー喜多川」の文字と一緒に、リングに立つジンとユウタが現れて終了。
ジャニーさんのお名前が出た時に、より大きな拍手が巻き起こって、私も自然と大きな拍手をしていました。多分その場にいた皆さんがそうだった気がします。みんなジャニーさんが大好きだよね。ジャニーさん、素敵な舞台との出会いをありがとう。
・
Wゆうたをはじめとした、キャストのみんなありがとう。
光一くん、素敵な演出をありがとう。
エンターテインメントを楽しむことが難しい今、この舞台に出会うことができて幸せでした。
夢だったり絆だったり壮大なメッセージが描かれているこの舞台。なんだか自分とは遠い話のように感じるけれど、小さな夢でも持ち続けたいし、周りの人たちを大切にしようと思いました。観終わった後に、自分の周りの誰かのために優しくなれるような舞台でした!
コロナの影響で例年のような演出ができず制限もあった中で、素晴らしい舞台を届けてくれてありがとう。
ありがとう、DREAM BOYS。
約2ヶ月という長丁場。あと1ヶ月くらいかな、くれぐれも体調には気をつけてください。
健康が一番だよ。無理しないでね。
東京に緊急事態宣言が出て、いつ舞台ができなくなるかわからないけれど、彼らが一生懸命作り上げて伝えようとしてくれている素晴らしいDREAM BOYSが1人でも多くの方に届きますように(偉い大人へ 円盤化もいつまでも待ってるよ!)
1/27追記: いつどうなるか不安な状態が続いた中で、キャストのみんなも健康で、無事完走できて本当によかった!
みんな誰かのために生きている。
だからみんなの心が結ばれ、絆が生まれる。
出会いと別れを繰り返し、
つまずいたその時よりも素晴らしい場面を
PS.自分の記憶はもちろん、たくさんの方のレポを拝見しながら記憶を呼び起こしながら書きました。レポを載せていた全ての方々ありがとうございました。抜けているところやニュアンスが違うところもあるかもしれません〜!